当ブログでは、これまで数年に一度のペースで数カ月間の禁酒を経験してきた運営者の実体験をベースに、禁酒・断酒の記録をまとめています。
禁酒期間中の離脱症状や好転反応には個人差がございますのでご注意ください。
禁酒を始めると、夜中に目が覚めたり、日中のトイレの往復が増えたりと、慣れない変化が身体に起き始めます。
これらはあくまで、アルコールを断つことで、身体がデトックスのプロセスへと移行し始めたもので、健康へと向かう第一歩です。
2日目になると飲酒欲求が増大し始め、夜は眠りにつきにくいなど、明らかに生活に支障が出始めます。
先にお知らせしておくと、ここから数日間はメンタルをすり減らす勝負期に入ります。
ありとあらゆる我慢を一旦停止し、禁酒のみに全力を注ぐことをおすすめします。
本記事では、禁酒2日目の私の実体験をベースに、禁酒2日目に私の身体を襲った現象や状態変化についてまとめています。
禁酒や断酒に挑もうとする際の参考にしていただければ幸いです。
ここから数日間が勝負!!気合い入れていこう!!
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この記事の目次
禁酒2日目の心理的・身体的変化
禁酒2日目の状態変化表
飲酒期間中の自分を「1」、禁酒後1か月経過時の自分を「5」として、禁酒期間中の健康状態を算出しています。
(1:悪い、5:良い)
※身長174cm、禁酒開始時の体重は77kgのデスクワーク男子です。
状態変化の項目 | 状態変化の度合い |
肌 | 2 |
便 | 3 |
体力 | 2 |
食欲 | 3 |
睡眠の質 | 1 |
脳 | 1 |
お腹周り | 1 |
体重 | 当日データなし ※1週間毎に計測 |
体型 | 1 |
禁酒2日目の飲酒欲求表
飲酒欲求度合いに応じて、禁酒期間中に襲われた飲酒欲求について、1~5の数字で数値化しています。
(1:低い、5:高い)
飲酒欲求に関する項目 | 飲酒欲求に関する度合い |
飲酒欲求の強さ | 3 |
飲酒欲求の出現度 | 1 |
禁酒2日目の記録
あっという間に禁酒2日目を迎えました。
前日が若干の二日酔いということもあり、気持ち的には今日からが本番かなと感じています。
まずは早朝、ジワジワと身体が回復に向かっているのを感じることとなりました。
これまでずっと続いていた顔表面の肌の乾燥が緩和されています。手で触れた瞬間に違いが判る程、肌表面の再生が顕著なものでした。
加えて、快便です。
飲酒期間中にはそれほど見られなかった程のスッキリ感で、一日を始めることとなりました。
これだけでも素晴らしいことなのですが、長期間の飲酒生活だったためか、今回の回復度合いは一味違いました。
これまで午後になると疲れ始めていた身体が、午後になっても快調。体力、活力が全く違います。
恐らく、これまで中途半端にしか回復されていなかった体内電池の充電が、満タン近くまで回復するようになったのでしょう。
これは非常にありがたい。
午後にはもうひとつ身体の変化を感じました。
…異常なほどトイレが近いです。
時には20分程度の間隔でトイレへ向かう程。いわゆる頻尿の症状が現れました。
とはいえ、これはいつものことで、私の場合は1~2日で通常のトイレペースに戻ります。身体が回復に向かっている重要な証拠ですね。
ただ…、そんな感動も束の間、2日目の晩ともなると、早くも強烈な飲酒欲求が身体を襲い始めました。
健康が近付くにつれ、飲酒欲求もまた出始める…。
悲しい事実ですが、今日の晩御飯はノンアルコールビールをお供においしく頂きます。
メチャクチャ酒が飲みてぇ…。
禁酒と頻尿の関係性
禁酒を始めたら頻尿になった?その理由
アルコールの摂取を停止すると、身体は過剰な水分を排出しようとします。
これは、アルコールが利尿作用を持っていることから、その摂取を止めた際に、身体が正常な水分バランスを取り戻そうとするためです。
一般的に、禁酒初期に頻尿を経験する人々は、その後数週間で体が調整し、症状が落ち着くことが多いとされています。
ちなみに、私の場合は1~2日で治まりました。
禁酒による頻尿は、あくまで一時的な現象であり、体がアルコールの欠如に適応する過程の一部です。
禁酒による体内のデトックスプロセス
禁酒は体内のデトックスプロセスを促進します。
身体は、アルコールとその代謝物質を排出することで、自然にデトックスを始めます。このプロセスの一環として、余分な水分も排出されていくこととなります。
このデトックス期間中、多くの人が頻尿を報告しています。
デトックスプロセスは、禁酒に伴う頻尿の主な原因の一つです。
アルコールと体内の水分バランス
アルコールは体内の水分バランスに大きな影響を及ぼします。
アルコールには本来、利尿効果があり、体内の水分を排出させることで脱水を引き起こしていきます。(飲み始めるとトイレが近くなるあの現象です。)
アルコール消費は、体の水分バランスを乱し、脱水状態へとつながっていく可能性があります。
大量のアルコールを摂取したことにより気分が悪くなる症状(二日酔いなど)の中には、「脱水症状」も含まれています。
二日酔いって点滴で治るらしいね。
■飲酒時の脱水症状については、「味の素|飲酒時は脱水状態になりやすい」にて詳しく紹介されています。
禁酒と快便
禁酒による快便の実体験
禁酒で頻尿になることと同じように、禁酒は消化器系の健康を改善し、快便に繋がることが多いとされています。
そもそも、アルコールは腸の動きを悪化させ、便秘や下痢を引き起こす可能性を持っています。
世界保健機関(WHO)などの研究でも、アルコール消費量の減少が消化器系の健康向上に寄与することが示されています。
私の場合は、禁酒後2~3日で快便を迎え、その後は通常運行へと変わっていきます。
特に顕著に感じられるのは、いわゆる柔らかい(水に近い)便が極端に少なくなります。
排出の機能が正常化することで、健康状態の回復を改めて実感していくことができます。
水分摂取の重要性:アルコールから水への切り替え
実体験からもわかる通り、アルコールを控え、通常の水分摂取が増えたことで、腸の動きが改善し、快便へと繋がっています。
私は禁酒に臨む際、禁酒以外の我慢を解除するため、清涼飲料水などのジュースを頻繁に飲むようになります。
調べてみると、飲み物を無糖にすると、腸にはなお良いそうですが、当ブログでは、禁酒がひと段落するまでの並行した我慢はあまりおすすめしません。(我慢の限界による禁酒失敗のリスクを低減するため。)
私自身、まずは禁酒を終えてから、運動習慣の改善など次の事柄に挑むようにしています。
快便なだけで、こんなに気持ちが晴れやかになるのは何故なんだろう。
編集後記
禁酒2日目のまとめ
2日目の禁酒生活を無事に終え、身体の中で腸内環境の改善が始まりました。
禁酒期間中、特に初期の期間はとても辛いものですが、ほんの一時の我慢で身体は健康状態を取り戻していきます。
将来の自分の姿を想像しながら、ノンアルコールビールなどを上手く活用して、禁酒期間中を少しでも楽に過ごしていきましょう。
2日目の飲酒欲求も中々だけど、もう少しするともっとヤバいやつが現れるよ。
禁酒期間中の記録
当ブログでは、本記事で紹介した「禁酒2日目」の記録の他にも、経過日数に応じた禁酒の記録をまとめております。
それぞれの経過日数に応じた記録は、下記記事よりご参照ください。